企業経営のスピードがますます加速する中で、迅速かつ的確な意思決定のために、戦略的な会計情報の活用が求められています。
また、クラウド化により、場所を選ばず・初期投資を抑え・効率的な会計システムの構築は時代のニーズに合っており、注目されているところです。
弊社では、全社業績の動向をリアルタイムにレポートし、戦略的視野を持つ経営者のスピーディな意思決定を可能とするTKCのクラウド型会計システム「FX4」の導入・構築を支援します。
また、国際財務報告基準(IFRS)、内部統制、四半期業績開示、決算報告の早期化等、会計制度の大きな変化にも迅速に対応し、企業経営をサポートします。
トップが組織全体の動向を即座につかめる
クラウドだからこそ、全拠点の会計データを瞬時に集計。
全社の最新業績を経営者にタイムリーにレポートします。日々刻々と変化する全社業績の推移(日々の売上、限界利益、経常利益等の予算達成状況および前年同日比較等)をタイムリーに確認でき、迅速な意思決定をサポートします。
1.組織全体の動向をリアルタイムに把握する「変動損益計算書」
損益分岐点の考え方に基づく「変動損益計算書」により最新業績を要約表示し、瞬時に1画面で全社業績の動向をつかめます。
2.業績の変化を浮き彫りにする「多彩な時系列比較」
1年365日にわたって、毎日、“前年同日比較”で最新業績を分析できます。 また、最新業績との比較期間は、以下の中から選択できます。
3.「ランク表」で問題発見、「ドリルダウン」機能により原因究明
様々な「ランク表」により、問題発見に役立ちます。また、異常値や確認が必要な数値を発見した場合には、原因究明(ドリルダウン)型の問い合わせ機能により、原因を究明します。
4.戦略的決算対策のための「先行き管理」機能
最新業績に基づいて当期末の業績を予測し、決算着地点の先行き管理のための情報を提供します。 四半期ごとの決算対策を行うこともできます。
多面的な分析が可能な業績管理の実現
経営者及び管理者が業績を検証し、次の打ち手を考えるためのデータを提供します。 様々な角度から業績を検証することができ、的確な意思決定をサポートします。
1.組織に合ったフレキシブルな「部門管理」
企業の組織体系に合わせて自由に部門を設定できます。 業績責任単位別の組織区分に合わせた設定により、部門業績評価、成果配分等の管理を行うことができます。
2.詳細な予算実績管理を支援する「複数予算管理」
「目標予算」「外部公表予算」「部門管理予算」等、目的の異なる複数の予算を自由な名称で登録できます。 登録されたそれぞれの予算について、実績と比較できます。
3.事業の採算性を把握する「プロジェクト管理」
会計期間にとらわれず、任意の期間に発生した収益や費用の実績管理が可能です。個別のプロジェクトごとに採算管理でき、経営者及び管理者の的確な意思決定を支援します。
経理業務の合理化を実現
経理スタッフの業務を強力に支援する様々な機能により、業績管理の強化とともに月次決算の早期化を支援します。
1.管理目的に合わせた勘定科目体系の設計機能
任意の勘定科目を追加し、企業の実態に応じた科目体系を設計できます。また、勘定科目の内訳管理として、補助コードを利用した「口座別管理」「取引先別管理」「部門別管理」が利用できます。
2.日々の入力業務をスピーディに行うための機能を搭載
毎月発生する取引を事前に登録できる「月次仕訳辞書」や取引先別・仕訳別の「専用摘要」等の機能により、スピーディかつ正確な日々の経理業務を支援します。また、仕訳入力方法は会計伝票と出納帳に加えて、複合仕訳による入力もできます。経理業務の体制に合わせて選択できます。
3.「業績管理の強化」と「業務の効率化」を同時に実現
業務システムとのデータ連携機能を標準で搭載しています。データ連携により入力作業の省力化を図ると同時に、より詳細な業績管理を可能とします。
内部統制に貢献
会計法令等の動向に関する情報をいち早く入手し、システム対応する体制を整えています。 また、業務分担による内部牽制の強化を支援します。