FASIOビジネスカードを開発した理由

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なぜ会計事務所がクレジットカードを発行したのか?その理由を税理士法人ファシオ・コンサルティング 代表の八木橋に語ってもらいました。

Q:まず、どうしてクレジットカードを発行しようと思ったのでしょう。

会計処理はFinTECHのおかげで、非常に効率的に行うことができるようになりました。ただ、ネットバンキングやクレジットカード等、明細をデータで取り込めるものがあることが条件になります。多くの方が既にクレジットカードを持っていますが、
1:AMEXかDinersで、時にカードが使えないケースがある
2:個人のクレジットカードを利用していることも多く、経費精算が煩雑
3:新規創業の場合、ビジネス用クレジットカードがなかなか発行してもらえない

というような状況が非常に多く、結果的に会計処理を効率化するための障害になっていました。更に年会費無料のビジネスカードは非常に少なく、あってもポイントが付かないことがほとんど。
そこで、「年会費無料」で「ポイントがつく」、「創業期でも発行されやすい」クレジットカードをつくり、より多くのお客様にご利用頂き、会計処理を効率化したい、という思いで開発を致しました。

Q:年会費無料でポイントがつくのはすごいですね

正直、AMEXさんやDinersさんのほうが還元率は高いのですが、年会費も当然高いわけです。社長だけがカードを使うならそれでいいと思います。
ただい、実際に効率化を進めようとする場合は、スタッフにもカードを持ってもらう必要があります。例えばちょっとコンビニで事務用品を買うとか、接客用のお茶を買ってくるといった場合です。現金精算をいちいち行うと、かかる時間は3万円の精算も100円の精算も1回は1回、同じなんです。であれば、少額の支出こそ効率化が必要。
我々のFASIOビジネスカードは4枚まで発行可能ですから、スタッフにも持っていただき、気軽に使っていただければと思っています。

Q:それだとあまり多額の利用にならなさそうですね(笑)

我々の狙いはあくまでも会計処理の効率化になります。決済額を大きくしたいわけではないので、それでいいのです。カード会社としては決済額が多ければ売上が増えますが、我々は会計処理の効率化が結果的に利益につながる、つまり省力化による人件費削減になり、顧問先も同様の効果があるわけですから、少額でいいから使ってほしいのです。
社長が使うメインカードは他のでもよい、でも、細々した支出や他のカードブランドでは決済できないケースで気軽に使ってほしい、そういう思いで開発致しました。

Q:会計データにはどうやって取り込むのでしょう

発行元のライフカードさんで、LIFE-Web Deskという、ホームページ上で明細を確認できるシステムを提供しています。このID・PWを各会計ソフトに登録すると、自動的に明細を取り込んでくれます。
あとは正しい仕訳で登録すれば、以後同じ支払先のデータがあれば自動的に仕訳を作成してくれますので、初期設定と初回の会計仕訳の登録をすれば、以降は省力化される、という算段になります。
対応しているソフトは、TKCのFXシリーズ、弥生会計、マネーフォワードクラウド会計、freeeなどの主要な会計ソフトはほぼ網羅されています。

Q:個人事業主でも作ることができるんですね

はい、法人か個人事業主の事業費決済用カードとなっています。通常3営業日以内に発行されますので、創業してすぐのお客様でもお申込できます。
お申込の際も、所得証明や決算書等の資料の提出も不要、本人確認資料だけですので、非常に手軽にできます。

Q:ファシオの顧問先以外でも申込可能なのでしょうか

はい、どなたでもお申込可能です。ぜひお申込頂いて、会計処理の効率化を実感していただきたいですね。

ありがとうございました。

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